ニュース

2016年4月12日

『2016 SUPER GT第1戦レースレポート:週末を通して苦しいレース展開になるも、10位フィニッシュでポイントを獲得』

 2016年のSUPER GT第1戦「OKAYAMA GT300km RACE」が4月9・10日に岡山県の岡山国際サーキットで開催され、山本尚貴/伊沢拓也組のRAYBRIG NSX CONCEPT-GTは10位で今季開幕戦を終えた。

 9日(土)の公式予選。午前中の公式練習は前半に伊沢選手、後半に山本がドライブするという流れでセッションに臨んだ。しかし、残り10分の専有走行で山本が乗り込みピットアウトした際、マシンから白煙が上がりストップ。予選を前にトラブルに見舞われた。

 公式予選では修復を施し、Q1では伊沢選手がコースイン。全力でアタックをしたがベストタイムは1分20秒034。14位となりQ1で敗退。なお朝のトラブルの最終的な原因がエンジンだったことが判明。予選後にエンジン載せ替えを行った。また、この予選では100号車をはじめホンダ勢5台が下位に沈んでしまう苦しい戦いとなってしまった。

 迎えた10日(日)の決勝レース。前日のトラブル修復のため予選後にエンジン交換を行ったRAYBRIG NSX CONCEPT-GT。朝に行われたフリー走行ではトラブルなく走行でき、レースに向けての最終チェックを行った。

 82周で争われた決勝レースは、まず前半スティントは山本が担当した。14番手からスタートし序盤はNSX CONCEPT-GT同士の争いとなる。最初の数周はライバルたちとペースに差がなかったこともありチャンスを掴みかねていたが、GT300との混走を利用し2台のNSX CONCEPT-GTをオーバーテイク。さらに前方のマシンを積極的に追いかけ、26周目には10番手に浮上。スタートから計4台をオーバーテイクしポイント圏内まで順位を上げた。

 その後もスティントの終盤まで全力で攻め切り、35周を終えてピットイン。ドライバー交代と給油・タイヤ交換を行った。後半の伊沢選手も一つでも順位を上げるべく全力で周回を重ねたが、ライバルとの差は縮まることなく10位でチェッカーを受けた。

 なんとか1ポイントを獲得できたものの、トップからは大きく離されてしまい、週末全体を通して厳しい結果に。ライバルと勝負が全くできなかったレースとなってしまい、山本も悔しい表情をみせていた。

 次回は5月3・4日に富士スピードウェイで第2戦が開催。現行レギュレーションを考慮すると短期間でのパフォーマンス向上というのは難しい部分もある。それでも再び勝利を掴むべく、一丸となって改善に取り組んでいくことを心に決め、サーキットを後にした。

山本尚貴コメント

「全くレースができなかったです。ホンダ勢が遅れているのは誰が見ても分かるので、それに対してどう動けるかというのが大事になってくると思います。エンジンの規定の縛りもあるので、次の富士に対して劇的に何か変わるかというと難しいところはあります。ただ、このまま1年間過ごすわけにもいかないし、やっぱりトップ争いがしたいです。僕たちも頑張らなきゃいけないですが、もっとホンダにも頑張ってもらわないといけないと感じています。最後まで応援してくれた皆さんには、本当に申し訳ないです。でも僕は腐らずに次のレースも頑張るので、また応援してもらえたら嬉しいです」