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2016年5月09日

『2016SUPER GT第2戦レースレポート:一時8番手を走行するも、タイヤトラブルに見舞われリタイア』

富士スピードウェイを舞台にして開幕したシリーズ第2戦。前回の岡山では苦戦を強いられたが、一つでも上の順位を目指すべくできる限りの準備を整え、公式予選に臨んだ。

予選Q1は山本が担当。わずか15分のセッションで順位が目まぐるしく変わる内容となり、一時はノックアウト圏内にポジションを落としていた。それでも山本は最後まで諦めずにアタックを継続し、計測4周目で1分28秒533を記録。8番手でQ2進出を果たした。

続くQ2は伊沢選手が担当。こちらもチェッカーフラッグが振られるまでアタックを続け、ベストタイムは1分28秒736。8番グリッドを獲得した。
しかしトップとは1秒以上の差がついており、山本も今日の結果には全く納得していない様子。さらにチームとともにマシンを万全な状態にし決勝レースに備えた。

110周にわたる長丁場戦の決勝レース。山本がスタートドライバーを担当し、序盤から抜きつ抜かれつのバトルを展開した。前回岡山ではライバルに引き離される苦しい内容となったが、今回はレースペースも悪くなく、中盤までしっかり前方のマシンの背後につけ、チャンスを伺いながら周回を重ねた。

1回目のピットストップまで数周と迫っていた30周目。100Rをコーナリング中にいきなり左リアタイヤに問題が発生しスピンを喫してしまう。幸いマシンにダメージはなかったが、レーシングスピードで走れる状態ではなくスロー走行でピットへ。一旦ガレージにマシンが戻されたが、タイヤ交換と燃料補給、そして伊沢選手にドライバー交代しコースに復帰した。

この時点でトップから4周遅れになっており、上位進出が難しい状況に。それでも伊沢選手は一つでもポジションを上げるべく走行を続けた。順調に周回を重ねていたが、68周目の100R出口で突然左リアタイヤがバースト。マシン後部のボディカウルを激しく損傷してしまうアクシデントとなってしまった。伊沢選手に怪我はなかったが、これにより100号車はリタイア。ちょうど最終スティントの準備をしていた山本は、まさかの結果に頭を抱え落胆の表情をみせた。

なお当初第3戦で予定されていたオートポリス大会の中止が決定し、約2ヶ月後の第4戦SUGOが次回大会となる。その間テストも何度か予定されており、課題となっているマシンパフォーマンスを向上させ、残るシリーズ戦での再起を目指す。

山本尚貴コメント

「前半はライバルと接近しての走行の中で、相手と比べて速いところ遅いところを見極めながらチャンスをうかがっていました。ただスティント終盤に起きたタイヤトラブルは何の予兆もありませんでした。その後伊沢選手に交代して以降は順調に走っていていましたが、タイヤバーストに見舞われリタイアとなりました。岡山から比べるとレースペースも悪くなかっただけに非常に残念ですし、悪い流れを断ち切れなかったという悔しさでいっぱいです。苦しい状況は続いていますが、こういう時こそ腐らずに前を向いて、再び上位に進出できるようチーム一丸となって頑張っていきます」