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2016年7月27日

『2016SUPER GT第4戦レースレポート:予選で速さを見せるも決勝で思わぬ苦戦を強いられ10位でレースを終える』

2016年のSUPER GT第4戦「SUGO GT300km RACE」が7月23・24日に宮城県のスポーツランドSUGOで開催。100号車RAYBRIG NSX CONCEPT-GT(山本尚貴/伊沢拓也)は10位入賞を果たし、1ポイントを獲得した。

前回から約2ヶ月半ぶりの開催となったSUPER GT。6・7月の間にテストを重ね、さらにレベルアップし、序盤戦の遅れを取り戻すべくスポーツランドSUGOに乗り込んだ。7月のSUGO戦は真夏日になることが多いが、この日は気温20度、路面温度25度の肌寒い1日になった。公式練習ではトラブルもなく順調に走行。最後10分間での専有走行で山本が1分11秒057でトップタイムを記録し、早くも昨年のポールポジションタイムを上回るほどの速さをみせた。

23日(土)午後の公式予選は山本がQ1を担当。セッション終盤にクラッシュする車両が発生し赤旗中断になるなどハプニングもあったが、1分11秒024で2番手タイムを記録。Q2進出を果たし伊沢選手にバトンをつないだ。続くQ2では、伊沢選手はチェッカーフラッグが振られるまで、タイムアタックを繰り返したがライバルにわずかに及ばず7番手となった。

全体的にやや悔しさも残る予選となってしまったが、マシンパフォーマンスが高いことが証明された1日でもあった。明日の決勝レースまでに再度細かい部分の確認作業を行い、今季ベストリザルトを目指す。

24日(日)の決勝日は朝から雨模様に。朝のフリー走行はウエットコンディションで行われたが、その後天候が回復し、ドライコンディションの中で決勝レースがスタートした。100号車RAYBRIG NSX CONCEPT-GTは山本がスタートを担当。1周目の混戦でポジションを一つ上げると、上位マシンの脱落もあり9周目には4番手へ。さらに前を走るマシンに迫っていこうとしたが、その直後からタイヤのピックアップ(タイヤかすを拾ってしまうこと)が原因と思われる急激なグリップダウンが発生しペースダウン。ポジションを守ることができず、14番手まで後退してしまった。

その後もペースを上げることができず、厳しい状態が続いたが、何とか規定周回であるレース全体の3分の1を走り切り、30周終わりでピットイン。伊沢選手に交替した。タイヤ交換を行ったことで、伊沢選手のパートでは再び力強いペースが復活。遅れを取り戻そうと積極的な走りをみせたが、混戦の中でなかなか順位を上げる機会に恵まれなかった。そして前のマシンとの接戦が続いたまま76周目に突入した時にGT300の1台が最終コーナーでクラッシュし赤旗中断に。審査委員の協議の結果、そのままレース終了。この時点では11番手だったが、前を走るライバルの1台に未消化ペナルティ分のタイム加算が行われ、正式結果は10位。1ポイントを獲得した。

しかし、予選とは打って変わり苦戦を強いられた決勝レース。さらに今まで経験したことがないほどのペースダウンに何もできなかったと、レースを終えた山本は悔しい表情をみせていたが、次戦富士でのリベンジを誓い、サーキットを後にした。

山本尚貴コメント

「今回は天候の影響でロングランでのタイヤの確認ができていなかったので、様子を見ながらレースを進めていったのですが、これまでに経験したことがないくらいのグリップダウンに見舞われました。レースに負けて悔しい部分もありますが、戦った感じがあまりなく終わってしまったので複雑な気分ですね。何もできなかったです…。でも、もう終わってしまったことですし、次の富士も再来週に迫っているので、反省するところはしっかり反省して、気持ちを切り替えて臨みたいです。この気持ちを晴らすためには、いい結果を残すしかないので、また次頑張りたいと思います」