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2016年7月27日

『2016スーパーフォーミュラ第3戦レースレポート:マシントラブルで後退。修復しコースに復帰するも、完走扱いとならず』

2016年の全日本スーパーフォーミュラ選手権第3戦が、7月16・17日に富士スピードウェイで開催され、山本尚貴(TEAM無限)は、途中のマシントラブルで大きく後退。最後まで走りきったが、規定周回に満たず完走扱いとならなかった。

舞台となった富士スピードウェイは金曜の専有走行に加え、土曜日も雨模様。朝のフリー走行もウエットコンディションでスタートした。予選日が雨になることは今シーズン初めてで、チームとともに濡れた路面でのマシンのバランスを確認した。お昼には雨も止み公式予選はドライコンディションで始められるかと思われたが、開始直前になって再び雨が降り出しウエット路面になってしまう。20分間のQ1では少しでも条件の良いところで走ろうと繰り返しタイムアタック。12番手でQ2へ駒を進めた。

続くQ2では、雨が上がり路面上の水の量も減った中でのセッション。Q1からタイヤを替え、マシンセッティングも変更して臨んだが、思うようにタイムを伸ばせず苦戦。結局14位となり、Q3進出を果たすことができなかった。今回富士でも上位グリッドからレースを始めたいという思いがあっただけに、予選後は悔しい表情をみせていた山本。しかし気持ちを切り替えて明日の決勝レースでは追い上げを目指す。

17日(日)の決勝日は曇りで路面コンディションも回復。今回はEnjoyHondaも併催され、イベント広場も多くのファンで賑わった。山本尚貴(TEAM無限)は13番グリッドからスタート。今回は好ダッシュを決める事ができず、混戦の中で一時順位を落としたが、すぐにポジションを取り戻し13番手でレースを進めていく。前半は小林可夢偉選手と12位争いを展開。積極的にチャンスを伺ったが、決め手を欠いた状態が続いた。

そんな中、16周目にコース上にストップしたマシンを回収するためセーフティカーが導入。これを利用してピットイン。給油のみを行ってコースに復帰した。20周目からレースが再開すると、好調なペースで11番手を走行したが、24周目に駆動系のトラブルが発生しスローダウン。なんとかピットまで戻ってきたが修復に時間がかかり、勝負権を失ってしまった。それでも、次戦につなげるためにマシンを修復して再びコースへ。少しでも役立つデータを収集するべく、最後まで諦めずに周回を重ねチェッカーを受けた。しかし、規定周回数(49周)に満たなかったため、完走扱いにはならなかった。

今回のレースでは、ランキング上位のドライバーが高得点を稼ぐ事ができず、第3戦終了時点でも山本がランキングトップを死守する形となった。それでも今回は全体を通して上位に食い込む事ができず、苦しい結果となった。次回は地元栃木県のツインリンクもてぎで第4戦を迎える。気持ちも新たに、再び勝利を掴むべくサーキットを後にした。

山本尚貴コメント

「スタートが良くなくて最初は順位を落としてしまいました。前半も可夢偉選手とのバトルで決め手を欠いていて、トップ10圏内に進む事ができませんでしたね。駆動系のトラブルは残念でしたが、今回はウエット路面で上手く流れに乗れず予選から後方に下がってしまいました。決勝もトラブルがあったものの詰めの甘さがあったなと感じています。ランキングトップですが、もう一度スピードを取り戻して、勝てるクルマをチームと一緒に作らなければいけないと思っています。次回は地元のもてぎです。どのサーキットよりも勝ちたい気持ちは強いです。とは言っても意識しすぎてまとめる走りをするのではなく、思いっきりぶつかっていくつもりでレースをして、最高の結果を残したいです」