ニュース

2016年9月1日

『2016スーパーGT第6戦レースレポート:序盤から我慢のレース展開となり、7位フィニッシュ』

2016SUPER GT第6戦「インターナショナル鈴鹿1000km」が8月27・28日に鈴鹿サーキットで行われ、山本尚貴/伊沢拓也組の100号車RAYBRIG NSX CONCEPT-GTは7位でフィニッシュした。

先回の富士で3位に入り、勢いに乗る100号車RAYBRIG NSX CONCEPT-GT。朝の公式練習では走り出しから好調で、残り10分の専有走行時間に山本が2番手タイムを記録。マシンの手応えも感じており、予選ではポールポジションを狙えるパフォーマンスをみせていた。
いつもなら山本がQ1を担当するが、今回は伊沢選手がQ1を担当。果敢に各コーナーを攻めていったがシケインのブレーキング時にリアタイヤがロックしてしまいタイムロス。これが大きくタイムに響いてしまい、1分49秒150で13番手。Q2進出できずに終わってしまった。
今回はチャンスがあっただけに山本も悔しい表情を見せていたが、明日の決勝レースでリベンジを果たすために、すでに気持ちを切り替えていた。

決勝日は朝から雨模様に。午前中はかなり雨脚が強かったが、直前のウォームアップでは雨も止み路面もドライ方向に。グリッドではスタートタイヤの選択で悩んでいたが、ライバル同様にスリックタイヤを装着し、約6時間に及ぶ長丁場の戦いが幕を開けた。
スタートドライバーは山本が担当。予選での遅れを取り返すべく序盤から前を行くマシンを次々とパス。16周目には7番手に浮上するが、同時にタイヤのピックアップの問題が発生。スティントの中盤は特に苦しむ形となり、前を走るライバルとの差を詰められなかった。
27周を終えて1回目のピットイン。伊沢選手にバトンタッチし、タイヤの種類も変更して第2スティントに臨んだが、思いの外ペースが上がらなかったのと、ここでもピックアップに苦しめられることになり、一時10番手まで後退した。
その後、2回目のピットストップでスタート時と同じ種類のタイヤを装着。山本が再び100号車に乗り込むと、ペースを戻して7番手まで順位を取り戻した。第4スティントの伊沢選手のパートではセーフティカーが出る波乱もあったが、再スタート後も冷静な対応をみせた。
116周を終えて4回目のピットストップ。山本がこの日最後の走行に臨むが、ピットアウトしようとした時に、アクセルを踏んでいるのに反応しないというトラブルが発生。ピット出口付近でストップしてしまう。100号車のピットボックスに押し戻され、再度エンジンを始動。トラブルは解決しコースに復帰したが、大きくタイムをロスしてしまい上位陣との差が広がってしまった。
少しでも前を目指そうと各コーナーを果敢に攻めていったが、ここでもタイヤのピックアップに悩まされ我慢の展開に。145周を終えて最後のピットストップを行い、伊沢選手がアンカーを担当。最後は急に雨が降り出すハプニングもあったが、しっかりコース上に留まり7位でフィニッシュした。
今週末は走り出しからマシンの戦闘力の高さを感じていたが、なかなか最後の歯車を噛み合わせることができずにレースが終了。ホンダ勢トップではあったが、それが7位という結果ということに関しても、悔しさをみせていた。

山本尚貴コメント

「各スティントの最初と最後は良かったのですが、中盤でタイヤのピックアップに悩まされた1日でした。マシンの戦闘力をみれば、もうちょっと上にいられたと言いつつも、やはり結果が全て。ホンダ勢で最上位ですが、それが7番手というのは不本意ですね。ピックアップの問題はずっと抱えているので、早く原因を解明したいとは思っていますが、なかなか上手くいっていません。必ずしもタイヤだけの問題ではなく車体との組み合わせとか色々あるので、もう一度見直していく必要がある思います。しっかり解決して、また上位を目指したいです」 「皆さん、長時間にわたり最後まで応援していただき、ありがとうございました!」