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2016年9月29日

『2016スーパーフォーミュラ第6戦レースレポート:最後尾スタートから、我慢のレースとなり14位フィニッシュ』

2016年の全日本スーパーフォーミュラ選手権の第6戦が9月24・25日に宮城県のスポーツランドSUGOで開催され、山本尚貴(TEAM無限)は14位でフィニッシュした。

予選日の朝に行われたフリー走行では17番手と下位に沈んだが、マシンの手応えは感じており、予選での上位進出を目指しマシンに乗り込んだ。
全車が出走する予選Q1。山本も1回目のアタックで1分06秒754を記録し一時9番手につける。さらなるタイム更新を狙い一旦ピットに戻ってタイヤを交換。残り7分で再びピットアウトしたが、ちょうどピットレーンを走っていた小林可夢偉選手と交錯してしまい、ピットレーン上で立ち往生してしまった。
急きょガレージに戻しフロントノーズを交換。残り3分でコースインするが、接触の影響でマシンに不具合を感じたのと、残り時間ではタイヤのウォームアップが間に合わないと判断し、タイムアタックをしないままピットイン。19番手で予選を終えた。
なお、可夢偉選手との接触については全日本スーパーフォーミュラ選手権統一規則第21条12.(ピットアウト時の安全確認)違反があったとして、山本に対して5グリッド降格ペナルティが通達。明日の決勝レースは最後尾からの巻き返しを狙った。

決勝日は朝から晴天に恵まれ、気温27度、路面温度34度の中で68周の決勝レースが始まった。
最後尾からスタートした山本は、1コーナーではポジションアップも狙ったが前のマシンに接近した際にダウンフォースがなくなる症状に見舞われコースオフ。最後尾に下がってしまうが、少しずつ順位を上げ、まずはポイント圏内を目指した。
しかし、決勝日の朝からエンジンのパワーが十分に発揮されない問題を抱えており、対策は施したものの決勝レースでも改善されず苦しい展開になった。
ライバルのピットストップの間に一時7番手まで浮上するが、20周目にセーフティカーが入ったタイミングでピットインし給油に加えてリアタイヤも2本交換。14番手でコースに復帰した。レース再開後は伊沢拓也選手とサイド・バイ・サイドのバトルになるが、1コーナーでブレーキをロックさせてしまい、タイヤにフラットスポットを作ってしまう。32周目にはハイポイントコーナーでコースオフしてしまい、伊沢選手の先行を許してしまう。その後も我慢のレースが続き、最終的に14位でフィニッシュ。ポイント獲得はならなかった。
ポイントランキングはトップから12.5ポイント差のランキング7位で逆転チャンピオンの可能性は残しているものの、今回もマシンバランスは決して満足いくものでもなく、ここ数レースは優勝を狙えるような速さを引き出せていないことを問題視していた。
最終戦の鈴鹿では、まずマシンのスピードを取り戻して優勝を狙うことを最優先に考え、チームとともに再度準備に取り掛かる。

山本尚貴コメント

「予選では、可夢偉選手とチームルマンの皆さんに本当に申し訳なかったです。また接触時に後方にいた選手にも迷惑をかけてしまいました。メカニックさんも止めようとしてくれたんですが、その時点で僕の視界に入っていなくて止まれませんでした。最終的に僕が確認をせずにファストピットレーンに出てしまったので、僕に責任がありました」

「決勝日は、朝からエンジン側の問題でスピードが十分に出ない症状がでていました。原因が分かっていたものの、あまり改善されていなくてセーフティーが入った時にエンジンマッピングを変更しました。再スタートの時にアクセルを踏んだら、逆にもっと進まなくなって、設定を戻してオーバーテイクボタンも使ったのですが、伊沢選手に並ばれて1コーナーでのブレーキング時にタイヤをロックしてフラットスポットができてしまいました。その後は振動がひどくて、ハイポイントでもタイヤをロックしてコースオフした時に伊沢選手の先行を許してしまいました。燃料が少なくなった後半は比較的ペースが良かったですが、燃料が重い時レース序盤は苦しかったです」

「昨日のミスも含めて良いところが一つもなく終わった週末でした。これではダメなんですが、それは事実だし、現実だし、実力なので、今回起きてしまったことや反省すべきところはしっかり反省して、出来るだけ気持ちを切り替えて最終戦の鈴鹿は思い切ってレースがしたいです」