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2016年10月14日

『2016 SUPER GT第7戦レースレポート:エンジン交換によるペナルティを受けるも粘り強く追い上げ10位入賞』

10月8・9日、タイのブリーラムにあるチャン・インターナショナル・サーキットでSUPER GT第7戦「BURIRAM SUPER GT RACE」が開催され、山本尚貴/伊沢拓也組の100号車RAYBRIG NSX CONCEPT-GTは10位フィニッシュ。1ポイントを獲得した。

今シーズンは後半戦に設けられた唯一の海外ラウンド。これまでのタイ戦は青空が広がる灼熱のコンディションだったが、この日は雲に覆われ、雨の心配もされるほど。今回はシーズンの中でもウェイトハンデが一番多く積まれるレース。その中で100号車は36kgと比較的軽く、その利点を生かして上位に食い込みたいところだった。

午前中の公式練習では、早々に伊沢選手がトップタイムをマークするが、直後にスピンを喫してしまい赤旗中断となったが、自走でピットまで戻ってきて、その後のプログラムをこなしていった。予選Q1は伊沢選手が担当。山本へバトンをつなぐべく、最後まで諦めずにタイムアタックを行ったがベストタイムは1分25秒256。12番手となりQ2進出を果たすことはできなかった。今回も厳しい位置からスタートとなるが、長丁場のレースで巻き返しを目指し、チームとともにさらに準備を進めていく。

晴天に恵まれた決勝レース。100号車RAYBRIG NSX CONCEPT-GTは12番手からスタート。今回は伊沢選手が前半スティントを担当し、山本が後半をドライブするという作戦を選んだ。

実は今回4基目のエンジン使用したため、レース序盤に5秒間のストップ&ゴーペナルティを受けることになる。6周目にペナルティを消化し最後尾となり、トップ集団とは大きな差ができてしまうが、伊沢選手は諦めずに好ペースで周回を重ね、前方のマシンを追い上げた。32周終わりにピットインし、山本がコックピットに乗り込む。伊沢選手からのアドバイスも役に立って攻めた走りができたという山本は1分25秒833のファステストラップを刻むと、その後も前のマシンとの差を詰めていく走りをみせ11位でチェッカーを受けた。

その後、ライバルの1台にペナルティが科されたため、正式結果では10位。エンジン交換によるストップ&ゴーペナルティなど、今大会は苦戦が強いられるかと思われたが、その中でもチーム一丸となって1ポイントを掴んだ。また今回は久しぶりに2人の担当スティントを入れ替えたことも、レースでの良い流れにつながり、来月に控えて居る最終戦もてぎ大会へ良い弾みをつけることになった。

山本尚貴コメント

「今回、ペナルティを受けることがわかっていて、勝負権がない中でのレースでしたが、とにかくベストを尽くそうと臨みました。実際にレースが始まってみるとマシンのバランスは今年一番の出来で、直接的な追い抜きはあまりありませんでしたが、周りのトラブルやアクシデントもあってポイントを取れましたし、僕もファステストラップを記録することができました。すごく内容の濃いレースだったと思います。次のツインリンクもてぎは、過去2年3位表彰台に上がっていますし、今年はまだホンダ勢が勝てていないので、最後は勝ちたいです」