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2017年4月26日

『2017スーパーフォーミュラ第1戦レースレポート:予選・決勝とも力強い走りを見せ、2位表彰台を獲得』

2017年の全日本スーパーフォーミュラ選手権第1戦が4月22・23日に鈴鹿サーキットで開催。山本尚貴(TEAM無限)は2位表彰台を獲得した。

シーズン前のテストとは打って変わり、午前中から気温20度を超える暑さとなり、予選開始時には気温22度、路面温度33度まで上昇。コンディションが大きく異なることによるマシンバランスの変化なども懸念されたが、これまでの経験を活かし、しっかり合わせ込んで午後の予選に臨んだ。

山本はQ1から好タイムを記録し、順当にQ3へ進出した。最終セッションではいつも通り、一番最後にコースイン。しっかりタイヤを温めタイムアタックを開始するが、コース前半の2ヶ所で細かなミスをしてしまいタイムロス。結果は1分36秒004でトップから0.097秒差の3番手となった。

もしミスがなければ、ポールポジションに手が届くタイム差だっただけに、惜しい部分はあったが、テストではトラブルなども続いて思うように走り込めなかった分、まず一つ結果を残して、マシンを降りた際には笑顔でチームメンバーと握手していた。

翌23日の決勝日も、絶好のレース日和となったが、気温23度、路面温度37度と今週末で一番の暑さとなった。今回は通常より短い200kmのレース距離で争われ、途中にタイヤ1本以上の交換義務があるというルール。戦略にも様々な選択肢が出ることが予想されたが、とにかくレース展開を大きく左右するのはスタートだった。

3番グリッドの山本は、好ダッシュを決めて国本雄資選手をパスし2番手へ。後続のライバルたちが1周目からタイヤ交換を済ませる中、山本はトップの中嶋一貴選手と同様に後半にピットインする作戦をとった。

そろそろピットインというタイミングの22周目に、後続でアクシデントがありセーフティカーが導入。幸い、山本はその影響をほとんど受けることなくピットインし、左フロントタイヤを交換。ポジションをキープしたままコース復帰を果たした。レース再開後も中嶋選手を追いかけたが、追い抜くチャンスはなくチェッカーフラッグ。2位表彰台を獲得した。

山本にとって1年ぶりの表彰台。しかし、レース中は中嶋選手に追いつくことができず、得意としていた鈴鹿で勝てなかった悔しさあったが、次の岡山ラウンドに向けて良いヒントも見つけたとのこと。自身2度目のチャンピオン獲得へ向け、大きな一歩を踏み出した。

山本尚貴コメント

「今日のレースは何よりもスタートが重要でした。中嶋選手よりも動き出しは良かったのですが1コーナーまでに抜くことはできませんでした。勝てなかったということに対して悔しい思いはありますが、次のレースに向けて何をしなければいけないか、走りながら感じられた部分もありました。岡山でレースをするのがすごく楽しみです」

「鈴鹿では毎回調子が良くて、そこから下り坂になることが多かったですが、今年はどのサーキットに行っても高いレベルで戦って、最終戦にはチャンピオンを争っているドライバーとして戻ってきたいです」