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2017年11月6日

『2017スーパーフォーミュラ第4戦レースレポート:予選Q1でまさかの敗退、決勝は13位でフィニッシュ』

2017年の全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦の決勝レースが行われ、山本尚貴(TEAM無限)は13位でフィニッシュした。

今回の第4戦では、通年で使用しているミディアムタイヤに加えて、よりグリップ力が高いソフトタイヤが導入。決勝レースがドライになった場合、この2種類のタイヤを使用しなければならないルールとなる。

金曜日の専有走行では、持ち込んだセッティングとコンディションが上手くマッチしない部分もあったが、予選前のフリー走行では14番手タイムだったものの、上位とは0.1〜0.2秒差と接近しており、上々の手応えを得て予選を迎えた。

しかし、当初の天気予報通り、開始直前になると上空に黒い雲が接近。Q1がスタートする頃には雨が降り始めてしまう。最初のタイムアタックで全車ソフトタイヤを装着しコースインしていく。

山本はライバルの隊列とはタイミングをずらしてコースインするが、雨脚が強まってしまう。何とか1分44秒858を記録するが、すぐにピットインしてウエットタイヤに交換。この時点で16番手だったため、Q2進出を目指すべくセッション終盤までタイムアタックを繰り返したが、天気は悪くなる一方で、自己ベストタイムの更新はならずQ1で敗退となってしまった。なお、Q2・Q3は悪天候のため明日に順延となった。

地元でのレースで、予選で後方に下がってしまう展開となってしまったが、気持ちを切り替えて、決勝レースでは挽回を目指す。

お昼前に雨が降ったものの、決勝はドライコンディションに回復。16番手と後方からのスタートなった山本は、レース序盤で一気に順位アップを狙うためソフトタイヤを選択しグリッドについた。

今回も抜群のスタートを見せ、1周目で6つポジションを上げて帰ってきた山本。その後1台にパスされたものの、グリップ力が高いソフトタイヤの優位性を使い、ポイント圏内を目指した。

しかし、10周目を迎えるあたり、前回の富士でタイヤがパンクした時と同じような振動を感じ始め、タイヤトラブルを避けるために早めにピットインを決断。11周目にピット作業を行い、ミディアムタイヤを装着した。

後半は山本の背後を追いかけてくるライバルが揃ってソフトタイヤを装着していたことと、決勝では全体を通して力強い速さを見せることができず、防戦一方の展開に。途中2台にパスされてしまうが、最後まで粘り強く走り続け、13位でフィニッシュした。

全体的に流れが良くなく、地元レースでポイントが獲得できない悔しい結果となってしまったが、決勝では燃料が軽くなったレース終盤はバランスも向上してペースを上げることができた。これをもとにデータを分析して、次回のオートポリスでは再び上位進出を狙う。

山本尚貴コメント

「スタートは今回もうまくいって、何台か追い抜くことができましたが、途中から前回の富士でタイヤがパンクした時と似たような振動を感じて、本来ならもう少し引っ張りたかったのですが、早めにピットインしました」

「ミディアムタイヤに交換してからも、ペースが上がらなくて厳しいレースになりましたが、燃料が軽くなった終盤の10周はペースを上げられたのは良かったかなと思います。しかし、今回はタイヤの種類に関係なく全体的にスピードが足りませんでした」

「今回は応援席で応援してくださる方もたくさんいて、いい結果を出したかったですが、今年も地元で厳しいレースになってしまい、申し訳ない気持ちでいっぱいです。残りの3レースで皆さんにいい報告ができるよう、巻き返して行きます。応援ありがとうございました」