ニュース

2017年11月6日

『2017スーパーフォーミュラ第5戦レースレポート:スタート直後のアクシデントで後退、レースはリタイア』

2017年の全日本スーパーフォーミュラ選手権第5戦の決勝レースが行われ、山本尚貴(TEAM無限)は残念ながら途中リタイアとなった。

昨年は熊本地震の影響で開催中止となったため、オートポリスでは2年ぶりのレース。さらに今回もソフト・ミディアムと2種類のスリックタイヤが導入される1戦となった。

金曜日の専有走行では、前回から持ち越した中古のソフトタイヤをいち早く使用し、トップタイムを記録。この勢いで土曜朝のフリー走行に臨むが、コンディションが変化するにつれてライバルもタイムを上げてきたこともあり、16番手で終わった。

フリー走行での感触をもとに細かな修正を加えて臨んだ予選。Q1では途中赤旗中断があったものの、その前にタイムアタックを完了しており9番手タイムを刻むと、続くQ2ではソフトタイヤを装着し1分27秒265をマーク。8番手でQ3進出を果たす。

最後のQ3では、セクター1で好タイムを記録するも、最終的に1分27秒178で、トップから0.982秒差の7番手となった。

決勝日も晴天に恵まれたオートポリス。予選で7番グリッドを獲得した山本は、前回のもてぎとは異なりミディアムタイヤでスタートし、途中ソフトタイヤに交換する作戦でレースに臨んだ。

スタートダッシュは良い方ではなかったが、ポジションを落とすことなく1コーナーへ突入。ここでアンドレ・ロッテラー選手と接触してスピン。16番手まで順位を落としてしまう。

いきなり厳しい展開となってしまった山本だが、諦めずに前のマシンを猛追。ライバルの数台が早い段階でピットインを済ませたこともあり、一時10番手まで浮上する。

20周を終えたところでピットインし、ソフトタイヤに交換。後半スティントはペースもよく、全体で6番目となる1分31秒225の自己ベストタイムをマーク。ポイント圏内を目指した。

30周を過ぎたあたりからミディアムタイヤを履く塚越広大選手とのバトル。ソフトタイヤを装着する山本は早めに攻略したいところだったが、なかなか突破口を見出だすことができず、接近戦のバトルが続いていく。

しかし、39周目のジェットコースターストレートを過ぎた12コーナーで突然リアのグリップを失いスピン。コースオフを喫してしまう。タイヤバリア等へのクラッシュはなかったが、エンジンが止まってしまいレースへの復帰ができず、リタイアとなってしまった。

金曜日の専有走行ではトップタイムを記録し幸先の良いスタートを切った山本だったが、今回は1周目にアクシデントに巻き込まれたこともあり、しっかりと戦えないまま終わってしまった。さらに2戦連続でチームメイトのピエール・ガスリー選手が優勝を飾ったということもあり、レース後は悔しい表情をみせていた。

山本尚貴コメント

「スタートはうまく決まらなかったですが、周りもあまり良くなかったので、ポジションを上げて1コーナーに入っていきました。ちょうどターンインしているところにロッテラー選手にぶつけられてしまい、どうすることもできなかったです」

「ミディアムのペースはそんなに悪くなかったし、ソフトに交換してからもすごくペースが良かったです。クルマが特段悪かったわけでもなく、むしろ調子良く走れていました」

「塚越選手の後ろについて12コーナーに入って行った時に、突然リアのグリップを失ってしまいました。感覚的には何かトラブルが出たんじゃないかというくらいのものでした。すぐにパドルでクラッチは切ったのですが、エンジンが止まってしまいレースに復帰できませんでした」

「ちゃんとレースができないで終わってしまった感じもあるので、悔しい気持ちはありますし、レースができなかったのでスッキリしないところもあります」

「残り2大会、このままで終わるわけにはいかないので、なんとか挽回したいです」