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2014年10月02日

『鈴鹿1000kmにウイダートレーニングラボのトレーナーが帯同、山本の3位表彰台を影で支える』

2014年のSUPER GT第6戦インターナショナル鈴鹿1000km。今年もウイダートレーニングラボの中島裕トレーナーが週末帯同し、山本尚貴の体調管理などのコンディショニングを担当。過酷な長距離レースを影で支えた。

昨年、童夢レーシングへの移籍を機にウイダートレーニングラボの利用を開始。プロ野球選手など多くのプロアスリートが利用している施設で、山本も普段から体力づくりのトレーニングに加え、日々の栄養管理やコンディショニングも行ってもらっている。

また今回のような体力的に厳しいレースには現地にトレーナーが帯同。週末の食事管理から、各スティント走行直後の体のケア、体力の回復をサポートしている。昨年も鈴鹿1000kmでは中島トレーナーのケアを受け悲願の初優勝を獲得。スーパーフォーミュラ最終戦でもサポートを受け、大逆転でのチャンピオン獲得を実現した。

今回は鈴鹿でのレースウィークで、山本がどのようにして本番に臨んでいたのか?その裏側に迫った。

【レース中は脳を使うことが多い……集中力を持続できる栄養を意識した食事】

↑午後の予選に備え、専用で用意してもらったパスタを食べる山本

「今までは何も気にせずチームのお弁当を食べていましたが、油ものを消化できないままレースに臨んだりして、胃が痛くなる経験もありました。今はスポーツ栄養士さんからいただいたメニューを用意してもらうことによって余計な不安を取り除くことができ、よりレースに集中できるようになりました。」

食事などでの栄養補給はタイミングや摂取量の加減も重要。山本はバナナ一本食べるにしても「今食べちゃって大丈夫ですか?」と必ず確認をとるようにしている。レースウィーク中の本当に些細な体調管理が、本番での活躍に繋がっているのだ。

↑ドライバー控室には、事前にスポーツ栄養士が決めた食事スケジュールを掲示。レースのスケジュールも隣に載せることで、どのタイミングで何を摂取すれば良いか、誰が見てもイメージしやすくなっている。

【毎回欠かさないセッション前の体幹ストレッチ】

決勝日の朝。8時30分からのフリー走行を前に1時間以上前からサーキット入りしている山本。そのままレーシングスーツに着替える前に、必ずウォーミングアップを行っている。専用のクッションの上で仰向けになり、手や足を地面につけずにストレッチを行うもの。これにより体のコンディションを整えていくと同時にレースに向けてコンセントレーションを高めていく時間としても役立っている。

ストレッチを終えると、山本はすぐに着替えて18号車のコックピットへ。その間に中島トレーナーは走行後のサポート準備に移る。スーパーフォーミュラでも毎回ウイダーのカップを手にしている姿を映像等でご覧になったことがある方もいると思うが、その中身「プロテイン」の作成だ。

↑走行直後の山本にすぐ声をかけ、体の状態を確 認する中島トレーナー

【決勝中もケアを行い、常にベストなコンディションを維持】

↑次の担当スティントまでの僅かな時間。抜群のパフォーマンスを発揮するための栄養補給も欠かさない。

今回も気温30℃に迫る暑さとなった決勝レース。第1スティントを担当した山本は、走行後すぐに中島トレーナーのケアを受け、次の走行に備えた体のリカバリーに徹した。

こうしたコンディション調整を常に行うことで次にマシンに乗り込むときには万全の状態に戻り、疲れからくるミスが出やすい後半スティントでも力強い走りをみせることができていたのだ。その原動力の一つが、この実質1時間もないインターバル中のケアにあるのだ。

注目のレースではスタート直後に予期せぬアクシデントで戦略変更などを余儀なくされたものの、中盤以降は山本、マコヴィッキィともに大きなミスもなく着実に周回。過酷な1000kmを生き残り、7番手スタートから4つポジションを上げて3位でチェッカー。2年連続で表彰台を獲得した。

↑市販されているウイダーの製品もレースの現場でもフルに活用され、山本の活躍をサポートしている。